スーパーNEMO大戦

『そう・・・言っておくけど、高い酒頼んだら、ただじゃおかないわよ。』


 ソレが答え。


 ピンク姉さんの決定に異論はない。


 こっちだって味方が欲しかったことには変わりないのだ。


 得体の知れない相手だが、少なくともこの場では頼もしい相手となる。


『了解。』


 黄土色の機体もソレに答える。これで、こちらは三機。


『あら・・・できれば、私たちもその飲み会とやつに参加してよろしいかしら?』


 そこまで考えたところに、さらに声が聞こえた。


 今度は若い女性の声。


 顔を向けると、はやり見たことのない、今度は真っ赤な質素なデザインをしたロボットが・・・。


 軍用機ではないことは、国旗がないから、もう分かっている。


 ・・・・・・でも、本当にどこから・・・。


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