スーパーNEMO大戦
「魔法は万能ではないです。占いだって100%当たるとは限らない。」
「でも、可能性は一番高い。」
海人さんがそれに乗っかる。
「魔法が一番優秀っていうのはね・・・科学者の俺としてはなんとも、複雑な気分だよ。」
アルクさんは、文字通り複雑な表情を浮かべているが・・・。
それでも異論はないらしい。
「それに、だいたい、見当はついているのでしょ?」
マジかよ!?
ホントに魔法って凄いな!!
俺も魔法使いとかなりたいな!!
「無理よ!バカだから・・・」
うぉう!恵さん・・・分かっていましたけど、そんな率直に言わなくても・・・。
「分かったところで、異世界に行く方法なんてありま・・・。」
「あるよ!!」
悠人くんが言いかけて、美里ちゃんの言葉がかぶった。
「あるの!?」
思わず、そんな言葉が出てしまう。