スーパーNEMO大戦


「魔道師のサポートを頼む。どう考えても、コレは科学力でだけの代物ではない。」


「了解。悠人、お願いね。」


「ハイハイ・・・。結局、俺の仕事が一番多いわけですね?」


 敵の場所の割り当てに、異世界通路の開拓。


 確かに、悠人くんの仕事が一番多い。


 高校生なのに・・・。


「それだけ、あなたが優秀なのよ。」


「嬉しくないですよ。そんなコト言われても・・・。」


 ひねくれているな・・・。


「一番、手当てつけて上げるわよ。」


「・・・仕方ないですね・・・。」


 現金なやつだ!!


「美里ちゃんも、彼らのサポートについてあげてね。具体的な使い方や、今までこの道具を使っていて、起こった現象の詳しいデータが必要だから。」


「了解です!」


 美里ちゃんは嬉しそうに答えた。


 どうも、自分たちにも仕事があるのが嬉しいらしい。


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