星の名
「…っぃ……い」


「誰か呼んでる…」



「芽依ってば…芽依…」


「っん……」



いつの間にか眠っていたらしい。


目をあけると、目の前に羽奈と翼・慎がいた。


「芽依ーーっっ」


目が覚めた瞬間、羽奈が抱きついてきた。

「心配したよぉ」


泣きながら羽奈は言った。
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