星の名
空は、私の思い出の全てだった。


全部に関係していた。


今日の事にももちろんだ。


父は空が大好きで…。


この丘を知ったのものおかげ。


茜色に染まった夕方の空。

雲一つない真っ青な空。

星たちが綺麗に見えた夜空。

全て父のおかげで見られた。




父は夜空が一番好きだった。

夜空なんかは特に。

でも、私は正反対に夜空が嫌いになった。


父のせいで。
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