my name is...
茜空の下で

はぁ...はぁ...


近くにあった外壁に手をついた

“もう絵描かないの?”


その台詞を聞いてつい逃げ出してしまった


屋上に冷たい風が吹き付ける



なんでしっているのだろう


なんでまだ描いて欲しそうにすりのだろう

私はもうお父さんがいた頃の絵は描かないのに



もう絵は描けないのに...




なんで

なんであんなに悲しそうに言うのだろう



なんで...なんで...






なんでなの?
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