桃色
私は相変わらず・・・ゆぅ君の隣で幸せをかみ締めていた。
「あっ、そうだ、今日、梨花と一緒に帰ってもいい?相談があるって言われたんだ~」
私は思い出してゆぅ君にそう聞いた。
「いいけど・・・。でも、明日は俺と一緒に帰ろうな?」
「うん、もちろんだよ!」
放課後、梨花は2組が終わるのを待ってから帰るって言うので、一緒に待つことにした。
大西君にバイバイって言ってから帰るんだって。
梨花、恋する乙女だね。
私はそんな梨花を見て笑ってた。
この日、もしゆぅ君と一緒に帰っていたら、きっと未来は違っていたかもしれない。
何が起こるかなんて、その時には分からないもんね・・・。
「ちょっと、いい?」
肩をポンポンと叩かれ後ろを振り向くと、愛ちゃんがいた。
「うん、いいよ~。梨花、ちょっと私、愛ちゃんと行ってくるね」
「うん、分かった」
私は梨花にそう言って、愛ちゃんについて行った。
愛ちゃんは美鈴ちゃんと仲がいい。
何を言われるかなんて想像できる。
「ここで話そっか・・・」
「・・・うん」
二人で中庭で話すことにした。
そんな話、聞きたくなかったよ。
そんな話、聞かなかったら私、ずっとあなたのそばにいたのに・・・。
わがままでごめんなさい。
自分勝手でごめんなさい。
「あっ、そうだ、今日、梨花と一緒に帰ってもいい?相談があるって言われたんだ~」
私は思い出してゆぅ君にそう聞いた。
「いいけど・・・。でも、明日は俺と一緒に帰ろうな?」
「うん、もちろんだよ!」
放課後、梨花は2組が終わるのを待ってから帰るって言うので、一緒に待つことにした。
大西君にバイバイって言ってから帰るんだって。
梨花、恋する乙女だね。
私はそんな梨花を見て笑ってた。
この日、もしゆぅ君と一緒に帰っていたら、きっと未来は違っていたかもしれない。
何が起こるかなんて、その時には分からないもんね・・・。
「ちょっと、いい?」
肩をポンポンと叩かれ後ろを振り向くと、愛ちゃんがいた。
「うん、いいよ~。梨花、ちょっと私、愛ちゃんと行ってくるね」
「うん、分かった」
私は梨花にそう言って、愛ちゃんについて行った。
愛ちゃんは美鈴ちゃんと仲がいい。
何を言われるかなんて想像できる。
「ここで話そっか・・・」
「・・・うん」
二人で中庭で話すことにした。
そんな話、聞きたくなかったよ。
そんな話、聞かなかったら私、ずっとあなたのそばにいたのに・・・。
わがままでごめんなさい。
自分勝手でごめんなさい。