桃色
「ゆぅ君と別れちゃった・・・」
私は小さくそう呟いた。
「そっか・・・」
梨花はとても悲しそうな顔をしていた。
「ホントはね、こんな別れ方したくなかった。ゆぅ君のこと、いっぱい傷付けちゃった」
そんな私をなだめるように梨花は言った。
「優士君がね、桃子がここにいるから行ってやってくれって言ってくれたの」
「えっ?」
・・・びっくりした。
こんな私のことゆぅ君はまだ心配してくれてたんだね。
自分がものすごく情けなくなった。
「ゆぅ君は優しいね。きっと泣きたいのはゆぅ君の方だよね。私、決めた!もう、泣かない!梨花、教室戻ろっか!!」
「うん。戻ろ!!」
梨花もそんな私の気持ちを分かってくれたのかニコっと笑ってくれた。
「でも、桃子、その顔じゃやばくない?」
「やばいよね、どうしよっかな・・・」
「一回、保健室に行って、目冷やしてみる?」
「うん。そうしよっかな・・・」
私は梨花に手を引かれて、保健室に向かった。
私は小さくそう呟いた。
「そっか・・・」
梨花はとても悲しそうな顔をしていた。
「ホントはね、こんな別れ方したくなかった。ゆぅ君のこと、いっぱい傷付けちゃった」
そんな私をなだめるように梨花は言った。
「優士君がね、桃子がここにいるから行ってやってくれって言ってくれたの」
「えっ?」
・・・びっくりした。
こんな私のことゆぅ君はまだ心配してくれてたんだね。
自分がものすごく情けなくなった。
「ゆぅ君は優しいね。きっと泣きたいのはゆぅ君の方だよね。私、決めた!もう、泣かない!梨花、教室戻ろっか!!」
「うん。戻ろ!!」
梨花もそんな私の気持ちを分かってくれたのかニコっと笑ってくれた。
「でも、桃子、その顔じゃやばくない?」
「やばいよね、どうしよっかな・・・」
「一回、保健室に行って、目冷やしてみる?」
「うん。そうしよっかな・・・」
私は梨花に手を引かれて、保健室に向かった。