桃色
正直、私も初めて会った時に似てるなって思った。
電話の時の声なんて本当にそっくりなんだよ。
それに、翔さんの名字も『桐島』でゆぅ君と同じなんだ。
でもね、似てるから好きになったわけじゃない。
翔さんは本当に優しくて・・・。
私のこと本当に愛してくれている。
それに私も翔さんのこと大好きだから。
でも、翔さんと付き合うようになってふとした瞬間に、ゆぅ君を思い出すようになった。
翔さんが学校まで迎えに来てくれることがあった時。
そういえば、ゆぅ君と約束したなぁって。
仕事休みの日は迎えに行くって・・・。
叶わなかったけどね。
私は一人、思い更けていた。
「でもさ、翔さんって男前だよね?加奈、初めて見た時そう思った〜」
「そうだよね〜」
「めっちゃ、かっこいいと思うよ。しかも、美容師だしね」
「ただで髪切ってもらえるしね〜」
梨花と加奈がそんなことを言って笑ってた。
「あっ、そろそろ戻らないと・・・」
「加奈、勉強頑張ってね!」
私と梨花に手を振りながら加奈は自分のクラスに戻って行った。
梨花もしばらくすると、自分のクラスに戻って行った。
「♪〜♪〜」
翔さんからメールが入ってきた。
「今日、早く帰れそう。終わったら迎えに行く!」
私はすぐに返事を送った。
「OKです!お仕事頑張ってねぇ〜」
これから、待ち受けていることも知らずに翔さんと会えることに、私は浮かれてた。
電話の時の声なんて本当にそっくりなんだよ。
それに、翔さんの名字も『桐島』でゆぅ君と同じなんだ。
でもね、似てるから好きになったわけじゃない。
翔さんは本当に優しくて・・・。
私のこと本当に愛してくれている。
それに私も翔さんのこと大好きだから。
でも、翔さんと付き合うようになってふとした瞬間に、ゆぅ君を思い出すようになった。
翔さんが学校まで迎えに来てくれることがあった時。
そういえば、ゆぅ君と約束したなぁって。
仕事休みの日は迎えに行くって・・・。
叶わなかったけどね。
私は一人、思い更けていた。
「でもさ、翔さんって男前だよね?加奈、初めて見た時そう思った〜」
「そうだよね〜」
「めっちゃ、かっこいいと思うよ。しかも、美容師だしね」
「ただで髪切ってもらえるしね〜」
梨花と加奈がそんなことを言って笑ってた。
「あっ、そろそろ戻らないと・・・」
「加奈、勉強頑張ってね!」
私と梨花に手を振りながら加奈は自分のクラスに戻って行った。
梨花もしばらくすると、自分のクラスに戻って行った。
「♪〜♪〜」
翔さんからメールが入ってきた。
「今日、早く帰れそう。終わったら迎えに行く!」
私はすぐに返事を送った。
「OKです!お仕事頑張ってねぇ〜」
これから、待ち受けていることも知らずに翔さんと会えることに、私は浮かれてた。