桃色
私は、一人考えた・・・・・。


もし、健ちゃんがタケルに私のことを頼んでくれてなかったら・・・。

きっと、1年の頃からこうだったのかもしれない。


タケルが、いなかったら、私は毎日こんな想いをしてなきゃいけなかったんだね。


もし、タケルがいなかったら、私、きっと学校辞めてた。


・・・タケル。


今まで、ありがとう。


私のこと守ってくれて。


タケルがいてくれたから私は笑ってられたんだね。


私がタケルのことちゃんと愛してれば、タケルは離れていかなかったのかな?


付き合ったりしなかったら、ずっと友達でいられたのかな?


私は大切な友達を失ったんだね。


もう、タケルは私に笑ってくれないんだね。


・・・ごめんね。



全部、私のせいだ。








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