桃色
今まで、昼休みなんていらなかった。
でも、最近は昼休みが楽しみでしょうがない。
梨花と加奈が来てくれて、一緒にご飯を食べてるから。
ずっと昼ごはん食べてなかったから、最初のうちは全部食べられなかったけど、今ではもう、全部食べられるようになった。
「あっ、桃子、今日お弁当じゃん!!」
「うん。お母さんが作ってくれた〜」
「おいしそう!」
3人で笑って楽しく過ごす。
「ねぇ、桃子、千絵ちゃん達と会ってるの?」
梨花が聞いてきた。
「あぁ〜、全然会ってない。なんか、こんな姿じゃ会うの気まずいしね・・・」
3年になってから、私は一回も千絵達に会ってなかった。
「そっか・・・。でも、千絵ちゃん達は特別でしょ?ちゃんと会いなよ〜」
「うん。分かってるけど・・・」
ずっと会ってなかったら、大切な親友でも会いづらくなるもの。
きっと、千絵達なら分かってくれる。
そう思うけど・・・。
実際、千絵達に拒否られるのが一番恐い。
千絵達に愛想付かされるのが恐いんだ。
もう、これ以上、大切な人を失いたくないから・・・。
でも、最近は昼休みが楽しみでしょうがない。
梨花と加奈が来てくれて、一緒にご飯を食べてるから。
ずっと昼ごはん食べてなかったから、最初のうちは全部食べられなかったけど、今ではもう、全部食べられるようになった。
「あっ、桃子、今日お弁当じゃん!!」
「うん。お母さんが作ってくれた〜」
「おいしそう!」
3人で笑って楽しく過ごす。
「ねぇ、桃子、千絵ちゃん達と会ってるの?」
梨花が聞いてきた。
「あぁ〜、全然会ってない。なんか、こんな姿じゃ会うの気まずいしね・・・」
3年になってから、私は一回も千絵達に会ってなかった。
「そっか・・・。でも、千絵ちゃん達は特別でしょ?ちゃんと会いなよ〜」
「うん。分かってるけど・・・」
ずっと会ってなかったら、大切な親友でも会いづらくなるもの。
きっと、千絵達なら分かってくれる。
そう思うけど・・・。
実際、千絵達に拒否られるのが一番恐い。
千絵達に愛想付かされるのが恐いんだ。
もう、これ以上、大切な人を失いたくないから・・・。