桃色
「で、3年間、俺は東京で仕事してた。で、やっと、自分にもケリ着いた。悪かったな。ずっと、連絡もしねぇで・・・」

「何、言ってんの?タケル、東京で頑張ってたんだよね?よかったよ。どっか行っちゃったんだって思ってたんだから!!こう見えても、私もこっちで頑張ってたんだからね!!」

私はそう言って、またタケルをぶん殴った。

「分かったって〜!だからな、これからも友達として、そばにおらせてくれんか?」

「当たり前だよ!!」

私達は笑い合った。

タケルと離れてた3年間・・・。

・・・あれっ??


「タケル?3年じゃないよ、4年経ってるよ、あれから・・・」

私がそう言うと、タケルは照れ臭そうに笑った。


「あぁ、ケリつけるん4年かかったんだよ。まぁ、いいだろ、そんな細かいこと・・・」

「はははぁ!!」


私は笑った。







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