桃色
私は千絵となつにタケルと再会したことを話した。


「タケル君、頑張ってたんだね!」

千絵もなつも一安心したみたい。

「今度さ、4人で会わない?」

私が言うと、みんな大賛成してくれた。


千絵達もタケルのことすごく心配していたから、二人に会ってほしいってタケルに頼んでみた。


「ねぇ、千絵達に会ってくれる?」

「マジで〜?どうしよっかなぁ・・・?」

初めは、タケルもそう言ってしぶってたけど、

「あの頃、世話になったしな!」

そう言って、やっと承諾してくれた。



今回は、珍しく私の家にみんなが集まった。

「千絵ちゃん、なつちゃん、いろいろ心配かけてごめん!!」

タケルが謝ると、

「ちゃんと戻ってきてくれてありがとう」

千絵がそう言ってお礼を言った。

「なつ達もタケル君のこと大切な友達だって思ってるんだからね」


なつがそう言うと、タケルは嬉しそうな顔をしていた。



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