桃色
それから、いろんな人が私達を祝福して
くれた。

「桃っちゃん、優士君、おめでとう!
 二人は最高のカップルだよ!」

後輩達からも祝福の言葉をもらった。


「もう、結婚しちゃえば??」

そんなこと言っちゃってる。

「まだ、早いよ!」

私はそう言って、照れ臭さを隠す。


「優士、水嶋、やったな!」

ヒロ君がそう言ってくれた。

「今度こそ、幸せにしてもらえよ!」

そう言ってくれた。

「うん。ありがとう・・・」



梨花と千絵となつは私みたいに大泣き
してた。


私はそんな千絵達を見て笑った。

「みんな、泣き過ぎだよ・・・」

「だって、嬉しいんだもん!」


自分のことのように泣いてくれるみんなが
すごく好きだよ。


< 327 / 500 >

この作品をシェア

pagetop