桃色
「ねぇ、15日、仕事休みにしたから
 迎えに行くね!」

「マジか~!?」


ゆぅ君のこと驚かせちゃった!!


「だって、1番に会いたいから・・・」

「俺も、すげぇ会いたい・・・」

「ゆぅ君?何か欲しいものある?」

「どした?急に・・・」


ゆぅ君に何かプレゼントをあげたいって
考えてるんだけど・・・。


「何か欲しいものないの・・・?」

「ん~」

ゆぅ君は何か考えてるみたい。


「ないわ。俺は水嶋とおれたらそれでいい」

とても嬉しい言葉。

本当にありがとう・・・。


「本当にないの?それとね・・・。
 帰ってきたら一緒に住む話だけど・・・」

「あぁ~、ちゃんと考えてるよ」

「ホントにいいの?」

「一緒に住むんだよ、俺達。
 目ぼしいところ、もう決めてるしな!」

ゆぅ君は自信満々に言う。


「さすがに行動早いねぇ~。
 で、それって、どこなの?」

「まだ場所は言えねぇけど、あんま遠くでは
 ないな」

「そうなの?どこだろ・・・」

私がそんなことを言ってると、帰ってからの
お楽しみ~なんてゆぅ君が笑ってた。


「うん。楽しみにしとく!」


あと一週間後、毎日ゆぅ君に会えるんだね。


それから、一緒に住むんだもんね。

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