桃色
「なぁ~、健二がずっと好きだった人が
誰か知りたいか?」
ゆぅ君が真面目な顔で聞いてくる。
「う~ん・・・。何となく分かったから、
言わなくていいよ」
きっと薫ちゃんのことだよね?
聞かなくても分かる。
それに、健ちゃんのこと、私が詮索すること
じゃないから・・・。
「健ちゃんさ、今、幸せだよね?」
これだけは、聞いておきたい。
「おぉ、あいつ、すげぇ、嫁さんのこと愛してる
って言うてたわ」
「よかったぁ~」
健ちゃんはいつも笑ってたから、そんなに
想ってる人がいるなんて知らなかった。
だって、あの頃、奈々さんのことすごく大事
にしてたもんね。
奈々さんのこと愛してたことに嘘はないと
思う。
それ以上に、薫ちゃんのことが好きだった
ってことだよね?
でも、今は奥さんのこと愛してる。
私にもいろいろあったように、健ちゃんにも
いろいろあったんだよね?
今、幸せつかんでる健ちゃんは輝いてるよ。
誰か知りたいか?」
ゆぅ君が真面目な顔で聞いてくる。
「う~ん・・・。何となく分かったから、
言わなくていいよ」
きっと薫ちゃんのことだよね?
聞かなくても分かる。
それに、健ちゃんのこと、私が詮索すること
じゃないから・・・。
「健ちゃんさ、今、幸せだよね?」
これだけは、聞いておきたい。
「おぉ、あいつ、すげぇ、嫁さんのこと愛してる
って言うてたわ」
「よかったぁ~」
健ちゃんはいつも笑ってたから、そんなに
想ってる人がいるなんて知らなかった。
だって、あの頃、奈々さんのことすごく大事
にしてたもんね。
奈々さんのこと愛してたことに嘘はないと
思う。
それ以上に、薫ちゃんのことが好きだった
ってことだよね?
でも、今は奥さんのこと愛してる。
私にもいろいろあったように、健ちゃんにも
いろいろあったんだよね?
今、幸せつかんでる健ちゃんは輝いてるよ。