桃色
「俺な、昨日、優士に会ってな、すげぇ安心
したんや」
「安心したって?」
「もし、優士が、桃子のこと真剣に想って
なかったら、俺が奪ってやろうって
思ってた。でも、あいつ見てたら、桃子の
ことすげぇ好きなことが伝わってきたし、
俺は、やっぱり、桃子にとって、友達やな
って思ったよ」
そんなこと、思っててくれたの?
「今は、ホンマに友達として好きやから・・・。
友達として、そばにおりたい・・・」
タケルは、今までどんな気持ちで私のそば
にいてくれたんだろう?
苦しかった?辛かった?
私はまた、タケルの気持ちに何一つ
気付くことが出来なかった。
私、タケルと付き合ってたらよかった~
なんて言ったこともあるよね。
昨日なんて、ふざけてタケルなんて
眼中にないって言ったよね。
どれだけ、傷付けただろう?
たぶん、きっと、数え切れないぐらい。
・・・ごめんね。ごめんなさい。
私は、タケルからいろんなこと教わったよ。
だけど、ごめんね・・・。
これが、最後だよ・・・。
タケルに会うのこれで最後になる。
私は、タケルにさよならも言わず、
タケルの部屋を後にした。
一言だけちゃんと言いたかった。
ありがとうって・・・。
何度言っても、足りないけど、ありがとう。
私は、大切な人を失った。
愛を守るために犠牲は不可欠なのかも
しれない。
でも、苦しかった。・・・辛かった。
私ね、タケルと一緒にいる時、
心から笑えてたんだよ。
もし、生まれ変わったら、
今度はちゃんとタケルを愛したい。
そう思った・・・。
したんや」
「安心したって?」
「もし、優士が、桃子のこと真剣に想って
なかったら、俺が奪ってやろうって
思ってた。でも、あいつ見てたら、桃子の
ことすげぇ好きなことが伝わってきたし、
俺は、やっぱり、桃子にとって、友達やな
って思ったよ」
そんなこと、思っててくれたの?
「今は、ホンマに友達として好きやから・・・。
友達として、そばにおりたい・・・」
タケルは、今までどんな気持ちで私のそば
にいてくれたんだろう?
苦しかった?辛かった?
私はまた、タケルの気持ちに何一つ
気付くことが出来なかった。
私、タケルと付き合ってたらよかった~
なんて言ったこともあるよね。
昨日なんて、ふざけてタケルなんて
眼中にないって言ったよね。
どれだけ、傷付けただろう?
たぶん、きっと、数え切れないぐらい。
・・・ごめんね。ごめんなさい。
私は、タケルからいろんなこと教わったよ。
だけど、ごめんね・・・。
これが、最後だよ・・・。
タケルに会うのこれで最後になる。
私は、タケルにさよならも言わず、
タケルの部屋を後にした。
一言だけちゃんと言いたかった。
ありがとうって・・・。
何度言っても、足りないけど、ありがとう。
私は、大切な人を失った。
愛を守るために犠牲は不可欠なのかも
しれない。
でも、苦しかった。・・・辛かった。
私ね、タケルと一緒にいる時、
心から笑えてたんだよ。
もし、生まれ変わったら、
今度はちゃんとタケルを愛したい。
そう思った・・・。