桃色
「だからこそ、ゆぅ君のこと大切にしたいって
思ったの。私のせいで辛い想いいっぱい
させてきたし、傷付けてきたから。
これからは、もっともっと大切にしようって
思ったの・・・」
でも、そんな時に聞いた話。
健ちゃんとタケルの想い。
全然、気付けなかった。
嬉しかったけど、苦しかった・・・。
どんな顔をして会えばいいのか
分からなかった。
二人には、助けてもらってばかりだった
のに・・・。
自らそんな大切な人を失くそうとした。
「私、幸せだったよ。ゆぅ君と一緒に暮らす
ようになって、すごく毎日が幸せだった。
でもね、思い知らされたの。私は、幸せ
にはなれないって・・・」
私は、最後まで話した。
ゆぅ君は私の話を最後までずっと聞いて
くれた。
「俺な、知ってた・・・」
「えっ??」
「翔兄ちゃんのことや、他の人のことも。
それに、お前が壊れてったことも・・・。
タケルと付き合ってたことは知らんかった
けどな。でも、辛かったんだよな、
苦しかったんだよな?
そばにおってやれんくてごめんな・・・」
そう言ったゆぅ君の目には、涙がいっぱい
たまっていた。
とうとう、ゆぅ君のことを泣かせて
しまった・・・。
「何で、ゆぅ君が謝るの?
もう、私のこと嫌いになったでしょ?」
悪いのは、私だよ・・・。
ゆぅ君は謝ることなんてない・・・。
「嫌いになんかなるわけねぇだろ!
俺がどんだけお前のこと好きか
まだ分かんねぇのかよ!?」
「すごく、分かってるよ!」
私はそう言って、ゆぅ君を見た。
分からないわけないじゃない。
ゆぅ君の愛情はすごく
私に伝わってるんだから。
思ったの。私のせいで辛い想いいっぱい
させてきたし、傷付けてきたから。
これからは、もっともっと大切にしようって
思ったの・・・」
でも、そんな時に聞いた話。
健ちゃんとタケルの想い。
全然、気付けなかった。
嬉しかったけど、苦しかった・・・。
どんな顔をして会えばいいのか
分からなかった。
二人には、助けてもらってばかりだった
のに・・・。
自らそんな大切な人を失くそうとした。
「私、幸せだったよ。ゆぅ君と一緒に暮らす
ようになって、すごく毎日が幸せだった。
でもね、思い知らされたの。私は、幸せ
にはなれないって・・・」
私は、最後まで話した。
ゆぅ君は私の話を最後までずっと聞いて
くれた。
「俺な、知ってた・・・」
「えっ??」
「翔兄ちゃんのことや、他の人のことも。
それに、お前が壊れてったことも・・・。
タケルと付き合ってたことは知らんかった
けどな。でも、辛かったんだよな、
苦しかったんだよな?
そばにおってやれんくてごめんな・・・」
そう言ったゆぅ君の目には、涙がいっぱい
たまっていた。
とうとう、ゆぅ君のことを泣かせて
しまった・・・。
「何で、ゆぅ君が謝るの?
もう、私のこと嫌いになったでしょ?」
悪いのは、私だよ・・・。
ゆぅ君は謝ることなんてない・・・。
「嫌いになんかなるわけねぇだろ!
俺がどんだけお前のこと好きか
まだ分かんねぇのかよ!?」
「すごく、分かってるよ!」
私はそう言って、ゆぅ君を見た。
分からないわけないじゃない。
ゆぅ君の愛情はすごく
私に伝わってるんだから。