桃色

私の誕生日へのカウントダウンが始まった。


「あぁ～、私もとうとう２５歳になっちゃうよ～」

「何、言ってんの？まだまだ若いじゃん！」

「そうだよ～。まだまだこれからだよ！」

なつと千絵と久しぶりに一緒に過ごす。


「そんなこと言ってさ～、四捨五入したら
　３０だし！」

私がそう言うと、わたし達も同じだよって
二人は笑った。


「でも、ゆぅ君がお祝いしてくれるから、
　楽しみだなぁ～」

なんて言ってると、

「結局、嬉しいんじゃん！」

なつが笑った。


「素敵な誕生日になるといいね！」

千絵が優しい顔で笑った。


それからは、あっという間に過ぎて行った。


私は、ゆぅ君と楽しく過ごして、
友達ともこうして楽しく過ごしていて、
とてもとても充実した日々を過ごしている。