桃色
「もうそろそろ、行く?」
「そうだな~」
もう、掃除の時間になっていた。
本当はまだ一緒にいたかったけど、戻ることにした。
だけど、離れたくない!!そう思ってるから、なかなか帰れなかった。
先に行ってもらおうと思ったけど、ゆぅ君が先に行けって言ってきたり・・・。
その繰り返しがしばらく続いた。
「ゆぅ君、先行っていいよ」
私はそう言ってゆぅ君の背中を見つめた。
「水嶋が先行けって、俺、後から行くし」
ゆぅ君がそう言うので、先に行くことにした。
「じゃ、行くね。今日いきなり呼んでゴメンね。でも、話せてよかった。ありがとう!!」
「おぉ~」
私達はそう言って、戻っていった。
ねぇ、あなたは・・・。
私が聞きたかったこと理解してくれた?
本当はね、こう聞きたかったの・・・。
私のせいで、嫌な想いしてない?
私のせいで、無理してない?
私のせいで、しんどくない?
私がいるけど、学校楽しい?
私のこと好き?
分かんないよね、きっと。
こんなの、誰だって分かるはずないもん。
でも、ゆぅ君の答えは全部、私にとって嬉しい答えだった。
それにね、最後に言い直してくれたでしょ?
学校、俺も大好きかも・・・って。
偶然かもしれないけれど・・・あれ、すごい嬉しかったよ。
「そうだな~」
もう、掃除の時間になっていた。
本当はまだ一緒にいたかったけど、戻ることにした。
だけど、離れたくない!!そう思ってるから、なかなか帰れなかった。
先に行ってもらおうと思ったけど、ゆぅ君が先に行けって言ってきたり・・・。
その繰り返しがしばらく続いた。
「ゆぅ君、先行っていいよ」
私はそう言ってゆぅ君の背中を見つめた。
「水嶋が先行けって、俺、後から行くし」
ゆぅ君がそう言うので、先に行くことにした。
「じゃ、行くね。今日いきなり呼んでゴメンね。でも、話せてよかった。ありがとう!!」
「おぉ~」
私達はそう言って、戻っていった。
ねぇ、あなたは・・・。
私が聞きたかったこと理解してくれた?
本当はね、こう聞きたかったの・・・。
私のせいで、嫌な想いしてない?
私のせいで、無理してない?
私のせいで、しんどくない?
私がいるけど、学校楽しい?
私のこと好き?
分かんないよね、きっと。
こんなの、誰だって分かるはずないもん。
でも、ゆぅ君の答えは全部、私にとって嬉しい答えだった。
それにね、最後に言い直してくれたでしょ?
学校、俺も大好きかも・・・って。
偶然かもしれないけれど・・・あれ、すごい嬉しかったよ。