桃色
午後の授業が始まった。
相変わらず、ゆぅ君と健ちゃんは真面目に授業に出ていた。
って、いっても二人は席に着いているもののきちんと授業を聞いている感じじゃなかったけどね・・・。
ゆぅ君と健ちゃん。
二人はうちの中学じゃ1番っていうぐらい目立ってる男の子達だ。
最近まで、教室にいることなんてほとんどなかった。
サボってばっかりで、学校に来れば、先生とケンカ、他の生徒とケンカ。
いわゆる不良ってやつだ。
そんな二人がねぇ・・・。
こんなに真面目に授業に出てるんだから。
考えられないよ。
先生も喜んでた。
もちろん、私だって嬉しいよ。
授業が終わって、教室を出ようとして私はある光景を見て足を止めた。
・・・・・ヒロ君がいる。
その隣には、愛ちゃんがいた。
仲よさそうに話してる。
前から、ヒロ君と愛ちゃんは仲良かった。
二人が一緒のところを見て私はいつも不安に思ってた。
ヒロ君、愛ちゃんのこと好きなのかなぁ?なんて・・・。
私はそっと胸に手を当ててみた。
・・何で・・・?
今まで、ヒロ君と愛ちゃんを見ると痛んでいたはずの私の胸は・・・。
チクリともしなかった。
それが意味すること・・・。
もう、私の心にヒロ君はいない・・・。
相変わらず、ゆぅ君と健ちゃんは真面目に授業に出ていた。
って、いっても二人は席に着いているもののきちんと授業を聞いている感じじゃなかったけどね・・・。
ゆぅ君と健ちゃん。
二人はうちの中学じゃ1番っていうぐらい目立ってる男の子達だ。
最近まで、教室にいることなんてほとんどなかった。
サボってばっかりで、学校に来れば、先生とケンカ、他の生徒とケンカ。
いわゆる不良ってやつだ。
そんな二人がねぇ・・・。
こんなに真面目に授業に出てるんだから。
考えられないよ。
先生も喜んでた。
もちろん、私だって嬉しいよ。
授業が終わって、教室を出ようとして私はある光景を見て足を止めた。
・・・・・ヒロ君がいる。
その隣には、愛ちゃんがいた。
仲よさそうに話してる。
前から、ヒロ君と愛ちゃんは仲良かった。
二人が一緒のところを見て私はいつも不安に思ってた。
ヒロ君、愛ちゃんのこと好きなのかなぁ?なんて・・・。
私はそっと胸に手を当ててみた。
・・何で・・・?
今まで、ヒロ君と愛ちゃんを見ると痛んでいたはずの私の胸は・・・。
チクリともしなかった。
それが意味すること・・・。
もう、私の心にヒロ君はいない・・・。