桃色
あと1ヶ月で卒業だから席替えをすることになった。
もう、授業もそんなにないし、クラスのみんなで相談して席を決めることになったの。
先生が、黒板に座席表を書いてくれて私達は自分の好きなところに名前を書く。
そんなことを知らないゆぅ君達はサボってたから、二人とも後ろの席に勝手に決められてたの。
私は梨花と前後ろになってた。
そして、席替えのことに気付いた二人が、先生やみんなに文句を言って、もう一回やり直すことになったんだ。
サボってた二人が悪いのにね・・・。
私は変わらず梨花と前後ろにした。
ゆぅ君は迷わず私の名前の横に『桐島』と書いた。
そして、健ちゃんはゆぅ君が書いた場所の前に名前を書いた。
私の前に梨花、そして横にゆぅ君、ゆぅ君の前に健ちゃんっていう席になった。
私達は同じ班になったから、給食の時は本当に緊張した。
私は牛乳嫌いだから飲んでなかった。
それに気付いたのか・・・いつの間にか私の分までゆぅ君が飲んでくれるようになってた。
嬉しいけど、恥ずかしすぎる。
これじゃ、誰がどう見ても、ゆぅ君が私のことってみんなにバレバレ。
クラス中の視線が痛いよ。
そんなことを全く気にせず、毎日授業に出るゆぅ君は本当に何を考えているのか分からなかった。
でも、そのくせに私はゆぅ君から、好きだとか付き合ってくれなんて言われたことなんてなかったから、本当に信じられなかった。
ゆぅ君が私のことを好きだなんてこと。
もう、授業もそんなにないし、クラスのみんなで相談して席を決めることになったの。
先生が、黒板に座席表を書いてくれて私達は自分の好きなところに名前を書く。
そんなことを知らないゆぅ君達はサボってたから、二人とも後ろの席に勝手に決められてたの。
私は梨花と前後ろになってた。
そして、席替えのことに気付いた二人が、先生やみんなに文句を言って、もう一回やり直すことになったんだ。
サボってた二人が悪いのにね・・・。
私は変わらず梨花と前後ろにした。
ゆぅ君は迷わず私の名前の横に『桐島』と書いた。
そして、健ちゃんはゆぅ君が書いた場所の前に名前を書いた。
私の前に梨花、そして横にゆぅ君、ゆぅ君の前に健ちゃんっていう席になった。
私達は同じ班になったから、給食の時は本当に緊張した。
私は牛乳嫌いだから飲んでなかった。
それに気付いたのか・・・いつの間にか私の分までゆぅ君が飲んでくれるようになってた。
嬉しいけど、恥ずかしすぎる。
これじゃ、誰がどう見ても、ゆぅ君が私のことってみんなにバレバレ。
クラス中の視線が痛いよ。
そんなことを全く気にせず、毎日授業に出るゆぅ君は本当に何を考えているのか分からなかった。
でも、そのくせに私はゆぅ君から、好きだとか付き合ってくれなんて言われたことなんてなかったから、本当に信じられなかった。
ゆぅ君が私のことを好きだなんてこと。