親愛なる姉の恋愛観
カラオケに行って部屋に入る。
ああそう言えばねーちゃん、1コ上の大学生と付き合ってたな。
とか全然関係ないことを思い出した。
そう言えば、あの女の子が押しつけてった手紙はドコやったっけ。ああカバンの中に会長に押し込まれたな。と思い出した。
「オメー何歌う?」
昴が俺に声をかける。コイツは俺の親友なんだよなとか思ったら不思議に感じた。
こんな真逆な性格なのによく14年間一緒にいるな。
俺はアイツと一緒にいて居心地いいけど。アイツはどーなんだろ。
まぁカラオケ誘ってくれるから多分嫌いじゃないだろう。