親愛なる姉の恋愛観
俺は昴に
「俺、歌へたくそだからいい。」
と言おうとしたがアイツは
「あれねー」といって予約した。
結局俺は1曲歌ってそのあとは昴がマイクを独占した。
歌う気がなかったのだろう海洋は1曲も歌わず、昴の歌を3時間も聞かされた。
会計を済ませたらもう午後09:47。
ねーちゃんの財布の中身を見て驚いた。福沢諭吉が5枚もあった。
ねーちゃんはバイトを掛け持ちしてるし1ヶ月のこずかいも成績が良いので俺より多いし、ねーちゃんはそんなに金を使わない。
そんで俺の財布の中身を思い出してため息をついた。
そうしたら昴が「オレんち来ねぇ?」と誘ってきた。