小悪魔な2人の復讐劇★

ガラッ
「こんにちわ」


つい先日眠りから目覚めたばかりでベッドに横たわり、上半身だけ起してこちらを見ている少女──


「あなたが、川瀬千春さん?」


「えぇ」


肩にかかるくらいの綺麗な黒髪。


白い肌。


そして、


「どちら様ですか?」


眩しいくらいの、優しい笑顔。


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