小悪魔な2人の復讐劇★


「!」


部室を出る手前、ふと一ノ瀬と目があった。



一ノ瀬は一瞬だけ悲しそうな顔をした後、美枝の背中を押しながら部室を後にした。


過去はやり直すことができない



自分たちの罪に気付くことのできない者




気付かない振りをしている者



渦巻く虚実と事実の最中



彼らは答えを見つけなければならない



二度と過ちを繰り返さないために


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