【短編】続・Your HEART
「て、わけ。
だから公に出すのは、
そうなってから、です。」
ほ~と納得したようにサヤはうなずいた。
「三上もやるね。
相当本気だよ、それは。」
また楽しそうににやりと笑った。
「・・知ってるもんっ・・。」
「あーっそ。
じゃかえろ。
健斗くん☆、にバイバイしてっ♪」
馬鹿にしてる・・・っ
なめやがってーっ!!
うきうきした足取りで
三上とあ、健斗・・?
と浅岡のもとへ向かうサヤをにらみつけた。
「あ!」
「次はなにっ?」
「あたし、もう知ってんじゃん。
公に出してんじゃん?」
「サヤにはゆうってゆってあるからだいじょーぶっ!」
「そーっ♪じゃ早くいこっ。」
また軽い足取りで2人のところへ行くサヤをあたしも追った。