Ｐｕｒｅ Ｈａｒｔ

『何いってんの！？お兄ちゃん自意識過剰なんじゃない！？』

「小さい時もそうだったよなぁ・・・・。」

『・・・これ以上言うと殴るよ！！』

「あぁ、分かったよ。じゃあ、勉強がんばれよ。」


小さいときかぁ・・・・。
そういえば明日香は私よりのお兄ちゃんと遊ぶのが好きだったからなぁ・・・・。


ピロリン


ジーンズのポケットに入っていた携帯がなった。


〈明日香は夕方に迎えに行くね。夕飯は食べさせておいてね。〉


また、お母さんからのメールだった。


〈分かった。お仕事がんばってね～♪〉

返信をして、私は自分の部屋の机に向かった。

私は何時間か勉強をやった。


その時、隣に誰かがいるのが分かったから振り返ってみると・・・・。



「よっ、がんばってるみたいじゃん！」

お兄ちゃんだった。

『あれ？明日香は？』


お兄ちゃんは明日香と遊んでいたはず・・・・・。