Pure Hart
「食べようか・・・。」

『・・・・・』


私はお兄ちゃんが話しても無言だった。

「いただきます・・・」

『・・・・・。』


私はお兄ちゃんと目を合わせないで食べている。
一方、お兄ちゃんは私をちらちらみながら食べていた。


「ごめん・・・。」

お兄ちゃんは急に謝ってきた。
私はびっくりしてしまった。

『なんで?』

「今日の放課後さ、問い詰めたから・・・・」

あぁ、放課後のことかぁ・・・・。


『別に・・・・』

「いいんだ。明日美がいいたくなければ・・・・。」

『・・・・・。』

「でもさ、ひとつ訊いていい?」

『なに?』
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