Pure Hart
「あのとき、吹奏楽の部室飛び出していったの・・・明日美だよね?」
あっ・・・あの時、夢中で走っていたから分からなかった。
「明日美!!」と声をかけたのはお兄ちゃんだったんだ・・・・。
『お兄ちゃんだったの?あの時、私に声をかけたのは・・・。』
「そうだよ。」
『夢中で走っていたから分からなかった。』
お兄ちゃんは少し笑っていた。
でも、お兄ちゃんにはこのことを知ってもらいたいと私は思った。
『私・・・・比奈からいじめられてたの・・・・。』
「えっ・・・・」
『教室でも悪口いわれて・・・このあいだもフルートの楽譜破かれたうえに殴られたの・・・。』
「そうなんだ・・・・。」
『それからだよ・・・教室にいけなくなったのは・・・・』
「知らなかったよ。ありがとう。話してくれて・・・・。」
『お父さんとお母さんには言わないで!!』
「どうして?」
『あの2人は明日香のことでもういっぱいなの・・・それなのに・・・私がこんなことになって・・・・迷惑かけたくないの。』
あっ・・・あの時、夢中で走っていたから分からなかった。
「明日美!!」と声をかけたのはお兄ちゃんだったんだ・・・・。
『お兄ちゃんだったの?あの時、私に声をかけたのは・・・。』
「そうだよ。」
『夢中で走っていたから分からなかった。』
お兄ちゃんは少し笑っていた。
でも、お兄ちゃんにはこのことを知ってもらいたいと私は思った。
『私・・・・比奈からいじめられてたの・・・・。』
「えっ・・・・」
『教室でも悪口いわれて・・・このあいだもフルートの楽譜破かれたうえに殴られたの・・・。』
「そうなんだ・・・・。」
『それからだよ・・・教室にいけなくなったのは・・・・』
「知らなかったよ。ありがとう。話してくれて・・・・。」
『お父さんとお母さんには言わないで!!』
「どうして?」
『あの2人は明日香のことでもういっぱいなの・・・それなのに・・・私がこんなことになって・・・・迷惑かけたくないの。』