青春マッサカリ☆

青春~始まり~

　～出会い～

「…ふぁ、ネム…｡」
私、【羽佐見実美】
「おいっ、羽佐見っ!!オマエ今、欠伸しただろぉ!」
「…はぁ｡」
「あっ!!溜息もついたなっ!」
あぁ、ﾒﾝﾄﾞくさい｡
このうるさいのは、担任の山元｡まぢ、ｲﾁｲﾁうるさい…。
「あとで、職員室に来いっ｡」
あ～あ、ｲﾁｲﾁ呼ぶなッツゥーノ…。
（羽佐見、また山ちゃんの目ひこうとしてる!）
（んもぉ、いちいち注意する山ちゃんも山ちゃんだよぅ｡）
（山ちゃんに呼び出されるなんて、羨ましいっ!!）
何が、羨ましいだ?あたしは、ただ授業がつまらなかっただけ｡
「なぁ｡」
「私？」
「そうだよ｡」
「んで、何?」
「あぁ、お前山元のことが好きなわけ?」
何いきなりっ!?てか、コイツだれだっけ??　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「はぁ?」
「えっ、好きなんじゃないの?」
「好きとか、ｲﾐわかんない…。」
もぅ、ｲｷﾅﾘなんなのよっ!!ﾈﾑｲのにぃ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんだぁ｡」
「…?」
「だって、いつもお前山元に注意されて、職員室行てんじゃん?」
「ｱｯｿ、だからって私がアイツが好きだと思ったわけ?私は、ただﾈﾑｲだけ。ってことだからﾈﾑｲから寝る…。」
「分かった。ってｵｲｯ!!」
「…スゥー、スゥー…。」
「無防備なヤツ。」



　～実美Said～

「…んん。ふぁ。」
ってｱﾚ??私寝てたんだ…。
そういえば、あの男の名前聞くの忘れてた。
まぁ、いっか…。
帰ろかなぁ……。
「お～い。気付いてﾏｽ?」
ﾋﾞｸｯ!!
って、何でコイツがいるの?