ネオン
ドキ…ドキ……ドキ。

えっ?

何?何でっ?


今、物凄く近くに涼先輩がいる…。

やっぱりかっこいい。
涼先輩はかっこよすぎるよ。

先輩…反則です。


「今から行くって言ったのは、里緒が心配だったからなんだ。」

「え?でもなんで知ってるんですか?」



「由梨ちゃんが寝ぼけて電話してきてさ…。それで里緒が1人で帰ったって聞いたから。まじ心配になったし!でも、無事で良かった~!」

涼先輩の表情が、1つも変化しない事を、私は羨ましく思った。




今、きっと私の顔は真っ赤だ。


顔が熱くなるのが自分でも分かる。
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