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「はじめまして、黒江 美華です。」


と言って、手を伸ばす。


「黒江さん。おおきに。」


眩しいくらいの笑顔に立ちくらみを覚えながら、握手をする。


「席はどこやろう?」


そこもあのだめ教師は言っていなかったらしい…


「窓際の前から三番目が空いてるから、そこにどうぞ?」


言いながら気づく。


自分の目の前だと言うことに…


「窓際?ほんま?やった」


喜んで席に座る。



その後姿を見ながら、犬に見えてきた…



これから大丈夫かな。はぁー


ため息が止まらない…
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