I'm in LOVE〜禁忌〜
『じゃぁ、とりあえず…
今日本屋に付き合って』
相田とどっか行きたいとか、何かしたいとかない。
友達を本屋に誘うように言ったのに、相田は頬を赤らめて、微笑んだ。
『うん。約束だよ!』
相田って…俺の事好きなんだな。
他人事のように考えた。
高校入ってからずっと、
『付き合って』
って言ってたっけ。
ただ、自分の気持ちの整理のために、
ある意味、相田を利用しようとしてる。
罪悪感。
それを感じない程、
俺はまだ腐ってないんだな。
どうなんだ?
利用しようとしてること事態、腐ってる証拠じゃないのか。
心に桜がいる。
俺から離れないと
いつか、桜を
抱いてしまう…