かごめかごめ
気がつくと私は鏡の前に立っていた。



鏡に映るものも全て白だったから鏡の存在に気がつかなかったみたいだ。



鏡の中には一人の少女が映っている。

あとは真っ白。




「あなたはだれ?」


鏡の中の少女の口が動く。


「私は優希沙英」

私が答えると鏡の中の少女の口も一緒に動いた。
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