【関西版】まぢ好き


「俺…お前好きや」

渚が拍子抜けしたような顔をしながら

「はぁ??」

とか言いながら
俺の頭を
ポカンと小突いた


「お前なぁヽ(*`Д´)ノ」

「♪〜( ̄ε ̄)健太がアホなこと言うからやん」

「アホって…
俺まぢやで。まぢ好きやねん。わかったか」

「なんなん急に――。」

「知らんわぃ。俺もさっき気づいたんじゃ!」

「ありえへん……」

「悪かったな(怒)」

「…くなぃ。」

「え」

「悪くない!遅いねん。」
「遅いねん」

「鈍っ」

「へ?」

「うちなんかもっと前から、好きやってんから!」

逆告白Σ(゚□゚;)

「幼稚園の時からずっーと。第一号のまま続いとってんもん。」

「まぢで?」

「まぢや。」

「…めっちゃ時間かかったな‥‥」
< 72 / 73 >

この作品をシェア

pagetop