大切な人【短編】(修正版)
私、吉田美鈴は高校で知り合え、今では自他共に認める程仲のよい沢井淳クンのコトがずっと好きだった。
淳クンの特徴はテニス一筋で女の子と話すのが苦手。
そんな淳クンと仲良くなれたのは一つのジュースがキッカケ。
それは入学してから間もない頃の昼休みの時だった。
「カレーラムネ、カレーラムネっと。
…あれ?」
お気に入りのカレーラムネ、みんな嫌いって言うけど私は大好き。
昼休みにそれを買いに体育館にある自動販売機に行ったら先客がいた。
しかもカレーラムネを買っていた。
カレーラムネを私以外の人が買っているのを初めてみてつい嬉しくなって話しかけた。