大切な人【短編】(修正版)
★告白
「…うそぉ。もう朝だよ。」
結局色々考えてたらいつのまにか朝日が窓から射し込んでいた。
だけど結論は出なかった。
「どぉうしよぉぉぉ!!!!!
何にも思い付かないよぉ~。」
いつ出掛けるかも、何処に行くかも聞いてないから尾行も出来ない。
打つ手なしだぁー…と落ち込み、どうしようと考えながらゴロゴロしていたら結局夕方になってしまった。
「美鈴~。ゴロゴロしてるだけなら御使い行ってきてくれない?
卵買い忘れてたの。」
「分かったぁ。」
何にもすることがない私はお母さんの頼みを聞くコトにした。