運命と約束 ~Destiny&Promise~

図書室での会話-龍夜 side-


「龍太郎君…」

浅い眠りについてた俺に

小さく聞こえてきた声…

俺は閉じていた目を開けた…

そして目の前の彼女に

『今…龍太郎君って言った?』

確認するように問いかける…

「言ったわよ…」

『お前…覚えてるのか?俺のこと…』

「覚えてるわよ…正式には龍太郎君だったアナタをね…」

鈴本はそう言ってくれた

正直嬉しかったんだ俺…

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