彼岸花の咲く校舎
グラウンドを隙間無く埋め尽くしているその光景は、まるで赤い絨毯

それが風にさわさわと揺れている姿は



この世の物とは思えないくらい異様だった
「ふふふ..大丈夫。私とあなたしか見えてませんよ」
窓を閉め笑いながら九報は席に着く


一体..なんなんだ
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