彼岸花の咲く校舎
死体はベッドの上にある

そろそろ限界だな..
俺は、ベッドへとゆっくり歩いていく


「嫌っ!!鹿本くん!」
湖水が泣きながらベッドの前へ立ちふさがる

「ごめんな..本当に、湖水が危険になるからこれしかないんだよ」

「でも...離れたくないよ...」





「....湖水..最後の告白の返事、嬉しかったよ」

そのまま


俺は、崩れそうな湖水をすり抜けて死体を確認した
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