【短】パパと私の真っ白な地図




朝7時30分。




私は…




パパが家を出てから、包丁を手にした。




何故だか怖さはなかった。




私は自分の手首を目掛けて包丁を振り落とした。










「………っ」




目を開くと、何故だか道路にいた。




あ…れ…?




私、死んだんじゃ…




しかもここ、家の近所じゃん。




『あんたさぁ、ばっかじゃないの?』




へ?




いきなり頭上から声がした。




顔をあげると…




「きゃぁ!!」





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