不良お兄様とわたし



「…嘘だよ?冗談に決まってるじゃん♪本気にしないでよ♪」













―――――笑顔で言われても冗談に聞こえません 


「あ、僕達食べる場所ないからさぁ、いれてくれない?あとからヒロとわだっちもくるけど」




「…私達もう食堂から出ていくんで遠慮なく使って下さい」



「静香ちゃん?」


まだちょっとしか食べてないよ? 



「じゃあ行きましょう?紫音、詩乃舞」


「あ、あぁ」



詩乃舞ちゃんも少なからず静香ちゃんの行動に不思議がっている 




「あ、待って!静香ちゃん」



「ちょ、静香!?」



私と詩乃舞ちゃんは静香ちゃんを追い掛け食堂をあとにした 




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