不良お兄様とわたし

「さぁてと♪帰りますか♪」


「そうだな」
















「…え？」


「だから、帰るぞ？紫おn「午後からの授業全部サボっちゃった！？」…」


悠くんの言葉を遮って、叫んでしまった



「仕方ねえからサボったくらい気にすんなよ結野宮」

「沢井くん…」



「そうだぞ♪」


「清水さん…」



「あ！清水さんなんて、かたぐるしい言い方やめてーっ！薫ってよーんで♪」


「でも…」


「よーんーで？」


首を傾げて頼んでくる　



「か…薫…さん？」


「うん♪」


それを聞いた藤崎さんが不貞腐れた　



「ずるーい！俺の事も大和って呼んでー！」


「ふむ…俺だけ苗字もかたぐるしいだろ？俺の事も名前で呼んでくれ」


「え…あ…大和さんに、俊也さん？」


「紫音ちゃん可愛いー！」

「わかったから紫音に抱きつくな大和」


「そういう悠弥さんもさりげなく、結野宮の肩に手をまわしてますよね」



悠くんに鋭いツッコミをする沢井くん　



「ぷっ…あははははっ」


そんな会話を聞いていたら、つい笑ってしまった　



「やっぱ紫音は笑顔が１番だな」

そう言って頭を撫でてきた悠くん　



これからの学校生活が楽しみです♪