不良お兄様とわたし
「「「「ぅぇえ!?」」」」
お兄ちゃん達が一斉に叫んだ
薫さんは両手で頬を包んで真っ青になるし
大和さんは俊也さんの肩を掴んで前後にガクガク高速で揺らしてて
俊也さんはされるがままになってるけど、やっぱり顔は真っ青で
お兄ちゃんは
屋上の隅っこで_| ̄|〇川←になっていた
「み、皆さん、大丈夫ですから…本当に」
「だ、駄目だよぉぉ。紫音ちゃんが坂城に目つけられるなんて僕思わなかったよ…」
「いいか?紫音…よく聞け」
何かお兄ちゃんが真剣な顔で肩を掴んできた
「あいつ(坂城)に目つけられた奴は…」