いつまでも、いつまでも…
家に帰ってきてまずしたこと。
それは家から学校を眺めていた
私の家は学校の真ん前だ。


「あっバスケ部が帰ってきてる!」

それから5、6分後に電話をかけた。
心臓が爆発するぐらい緊張した。



ピポパピポペピ…
プルル~…
ブチッ

「はい。」
わっ、出た!
「あっ、1年のたまきです。誰か分かりますか?」
「うん。」
やっぱり知ってるやん!
「あっチョコ渡したいんですけど、今日塾とかありますか?」
結構すんなり言えてた。
「水曜日は塾休みやねん」
「あっそうなんですか!」
(やったぁ~!!w)
「うん」
「家の近くに屋根とかあるとこありますか?」
あるっけ?えっないような気がする…。
「ン~~~~~~~~~~~~~~~??」
ドキドキ
ん~?が、本当に長かった。
そんなに考えてくれてるんだ♪
「わからん。」
キャー!!
君のわからん。最高★
思わず「萌え~」って言いそうになった。
「そうですかぁ…。じゃあ公園でもいいですか?」
誰かに見られたりしませんよ~に。
「どこの?」
うっストレートに来たな;
「○○公園でもいいですか?」
「○○公園って中学校の横の?」
それグランドだよ。w
「じゃ、なくて…大きい滑り台とかがある…」
うわぁ~下手くそな説明;
「あぁ~中学校と俺ん家の間の公園か!」
「えっ…あっ」
正直言って、先輩の家がハッキリと分からなかった。
「わかったで。」
「はいっ!じゃあ6時でいいですか?」
「うん。」
「それじゃあ、さなようなら」
「さようなら」
最後のさようならは最強だった。

私は電話を切ったあと、かわいくラッピングをして、服を着替えて、軽く香水をふって髪の毛をといて、完璧にしてから家をでた。



雨が少しだけ降っていた…
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