恋愛のカタチ
5分くらいしてから
真と言う人が雑炊を持って来てくれた。


『何も食べてないでしょ?』

『え・・あ・・すいません』

『いいからいいから』

『ありがとうございます。
頂きます。』

雑炊を一口口の中に運んだ。
ふんわりと広がる美味しい味。

『美味しい!!』

思わず言ってしまった。

『そう?俺が作った。』

『凄いですね。鈴原さん、
料理も出来るんですね。』

『そうか?あ、後「真」
でいいよ。』

『はっはい。』

『敬語じゃなくていいし、
莉菜って呼んでいい??』

『はぃ・いや、OK。』

『変に無理しなくてもいいよ』

優しく笑いながらそう、言ってくれた。

『何かすいません。』
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