恋愛のカタチ
『ど、どうして??』

『え?』

『どうして、他人にそこまで
出来るんですか?』

『さぁ、どうしてだろうね。』

彼はそう言った。

「気が済むまで居ても良い、、、」

でも、もう10時をさす。
とりあえず此処を出なきゃ。


そう思いふすまを開けた。


そこはどうやら旅館らしく、
アタシは旅館の中の真のプライベイトルーム
に居たようだった。


そっと、誰にも気づかれず出て行こう。
そう思い下の裏口らしきドアを開けようとした
時・・・


『何してんの?』
と声が聞こえた。


『真さん・・・』


『此処から家までの道
分かんの??』

首を横に振る。

『馬鹿!女子高生が一人で
こんな夜道さ迷うのかよっ』

とまるでお父さんかの様に
怒られた。
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