【短】さよならは言わない



嘘…聖夜君がそんな手の届かない存在だったなんて…
私なんか…釣り合わないんじゃないの?


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そうなんだ!凄い!
私なんてK高だよ?
歳は聖夜君と同じ!
なんか…遠い存在だな…恥ずかしいや…
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本当に恥ずかしい…
K高なんて本当普通の一般高校。
豪貞学園とはかけ離れた世界…

そう思ったら悲しくなってきたよ…

私のテンションはかなり下がっていた…

聖夜君…


――♪♪♪♪


見るのが恐い…もし、"そんな低レベルな高校の子なんて…"
って書いてあったら…

私は恐る恐る携帯を開き、メールを見た。

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そんなことないよ。
俺はそんなこと気にしないよ?
だからこれからも仲良くしてね。
PS:今度お近づきの印にどっかに遊びにいかない?
他の友達もよかったら誘って?
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……え……

嘘…こんなことって…

私の頭は今の状況についていかない状態になっていた。

詰まり…

聖夜君とお出かけ?!


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いいの?
是非お願いします☆
友達も1人呼ばせてもうらけどいい?
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友達…もちろん沙那美。
色々アドバイスしてもらうの。




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