Killing Heart
「郷炎に宿いし赤き龍よ、花を咲かせ!黒陽の炎(コクヨウノホノオ)」
「朱色の翼、、?」
草兎くんはまた、新しい技を披露ように感じた。
郷炎の刃が光が増し、炎が形を描き始めた。
それはとても大きな赤き鳥だった。
赤き鳥は男に目掛け急降下していく。
男は阿修羅で暗魅を使っているから大丈夫だ。
ボォォ、
「つぅ!!」
「郷炎の炎は永遠に燃え尽きることはない」
「阿修羅!!」
男の気が緩んだのか、闇の渦は地面に戻っていく。
ドサッと阿修羅は地面に倒れ込んだ。
慌てて鞠弥さんが彼を助けに向かった。
ずっと炎が男を燃やし続ける。
草兎くんはそれを一向に止めようとしなかった。
すると、
ザバァァン、
「ったく、、あんな奴らに殺れてどーするんだよ」
「、、邪魔しないで下さい。私の敵です」
男が炎に苦しむ中、真上から水が降ってきた。
姿がなく声だけが聞こえてくる。また別の男の声。
私は再び男が攻撃を仕掛けるのではないかと、冷や汗をかいていた。
「ま、とりあえず退くぞ。夜月」
「わ、私は反対します、離せ!!」
すると、男はさっき水が龍になり連れ去られた。
これって終わったのかな?
いつの間にか昼になっていた。